このブログでは私の読んだ本を何冊か紹介させていただきましたが、結構昔読んだ本が多いのですが、今回はぴかぴかの新刊です。「いい人ぶらずに生きてみよう 千玄室 集英社新書」です。
そう本年京都会議のメインフォーラムに出席した方はもちろんご存知だと思いますが、社団法人日本青年会議所第8代会頭、茶道の裏千家元家元 千玄室先輩の著作です。
この「いい人ぶらずに生きてみよう」という題名は、60歳代70歳代のころは余計なことを言って人に煙たがられるよりは、と思って飲み込まれていたことを80代も半ばになり、他人の目を気にするよりも、今語らねばならぬことを優先して書かれた著作です。(私のような若造が、まったく「いい人ぶらずに」言いたいことを言ってしまってはただのおお馬鹿やろうですが・・・・)
しかし、読んでみましたが、先輩の生い立ちから、現在の日本人に対して思うこと、私にとっては特に今まで人の目を気にして遠慮されるような内容の本ではなく、非常に徳の高い方が書かれた、人生の先輩から送られた素晴らしい一冊であるという感想を持ちましたし、特に青年会議所に触れている部分はありませんが、私は青年会議所活動を何年か経た今だからこそ共感し、これからの人生の糧となる内容でした。
現在は道徳教育のなされない時代だと言われます、しかし私たちは過去と比較して様々なものを読んだり知ることが出来ます。過去の日本の歴史も過ちは過ちであると認識され、未来志向の提言をできる、こんな徳の高い方から発せられることを受けとめることができる機会が多くなれば、現在の状況は必ず改善できるものと思います。
今日は妙にまじめなブログになってしまいましたが、是非お勧めしたいと思いましたので本日は紹介をさせて頂きました。
日曜日は5月公開例会が開催されます。これは「この地域(まち)がもっと素晴らしい地域となるためには、やはりその地域(まち)で暮らす人の心が一番大切」という未熟者ながらも私が2010年のスローガンに掲げさせていた思いが形となる例会となります。メンバーの皆様にはこころからご協力よろしくお願いします。
おもてもうらもいいひと、こんにちわ、僕です。
僕は、浜崎あゆみの曲の中で「いい人っていわれたって、どうでもいい人みたい」って歌詞が、心に残ってて、尖っているべきと10代は思っていました。
今は、本質から「いい人」って言われるような配慮の出来る人間になってみたいなって感じます。
遠いなぁ。。。