いつもブログにお付き合いいただき、ありがとうございます。
タイトルの三角点とは測量で使用する経度・緯度・標高の基準になる点のことですが、余り馴染みがないと思います。実は一宮市も市街地には三角点が整備されていて、道路のアスファルトではないコンクリートなどの固い箇所に設置されています。
気にして歩くと結構あちこちに埋まっていて、気にして散歩するとおもしろいかもしれませんよ。
三角点は基準点の一種なのですが、この基準点が街中に埋設されており、測量の基準として使用されています。その精度から1級から4級まで区分があり、等級が上がるほど配置密度がまばらになり精度が上がります。
上の写真は3級基準点として埋設されております。基準点を元に測量をすることで測量地が世界でどこの位置にあるかを座標として計測することが出来るわけです。各点を世界測地系に落とし込みその座標値から面積を算出致します。最近ではGPSを用いたりもします。
元々日本はオリジナルの測地系を使用していましたが、数年前に日本の国土を測るものさしが、世界共通の目盛りが正確なものさしである「世界測地系」へと変わりました。
その共通する座標を残しておけば、境界杭が移動したり、損壊した場合にも容易に正確に再現することができ、紛争になる可能性も低くなります。
僕が生業としている「土地家屋調査士」は、そういった土地の測量をすることで、境界を明確にして土地の面積を確定することを業務の一つとしています。
土地家屋調査士を紹介する映像がありますので、興味がある人は見てみてください。
現役メンバーでは浅田佳寿優君や野田敏弘君が土地家屋調査士業を営んでおりますね。先輩にもたくさんいらっしゃいます。
話が逸れていきましたが、何故タイトルの三角点に関する話題にしたかといいますと、明日登山予定の伊吹山にはその一等三角点が埋設されています。
明日は例会の事業目的はもちろん大切なのですが、個人的にこの三角点の現物を見に行きたいと思っております。諸事情により現在測量業務から離れてしまっておりますが、ちょっと思い入れが深いです。
何かをするときに、自分なりのいろいろな意味を持たせると、更に楽しくなるかもしれませんね。
みなさん、明日の準備はもう終えられたでしょうか?自分を含めて日頃の怠惰な生活のつけを明日痛感することになるでしょう!
無理しないで頑張りましょうね!!
本日もブログにお付き合いいただき、ありがとうございました。
村手理事長、毎日ブログ本当にお疲れ様です。
また、前日までPRして頂きありがとうございます。
明日も天気は崩れそうですが、我々委員会の気持ちだけは絶対に崩さず目的に向かい例会を遂行していきますので宜しくお願い致します。