「一宮青年会議所」は“明るい豊かな社会”の実現を理想とし責任感をもった40歳までの青年の団体です。

2021年 理事長所信

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所信

公益社団法人一宮青年会議所
2021 年度理事長
野田敏弘

【はじめに】
第二次世界大戦後の荒廃した日本に「新日本の再建は青年の責務である」という志を持ったこのまちの若き青年たちの信念が結集し、1951 年に一宮青年会議所が全国で 8 番目の青年会議所として誕生しました。
私たち、公益社団法人一宮青年会議所は本年、創立 70 周年を迎えます。70 年の長きに渡り、それぞれの時代背景の中で、先人のたゆまぬ情熱のもと、このまちで「明るい豊かな社会」の実現に向けて、連綿と活動を続けてまいりました。
新型コロナウイルスを起因とするパンデミックは、人類のあらゆる尊厳を脅かし、世界規模で社会的、経済的、政治的危機を引き起こしながら、私たちの当たり前の日常を奪っていきました。青年会議所もまた、その活動に大きな影響を受け、難しい選択を突きつけられました。そのような時代だからこそ、私たちは青年会議所設立の原点である創始の志を今一度思い返し、未来に向かって力強く運動を展開していかなければなりません。

笑顔溢れるまちの創造
いつの時代も活気溢れるまちには、そのまちに住む人びとの笑顔が溢れています。ただ時代はまさに混沌とした状況にあります。多くの人びとが先の見えない不安を抱え生活をしていると感じます。このまちに住む人びとの笑顔を取り戻すこと、さらには一人でも多くの市民が自ら積極的に輝こうとするような意識変革を起こすことができればこのまちは明るい豊かな活気に溢れたまちになるはずです。
一宮市には平安時代、国家から国幣の名神大社と認められた真清田神社や昭和 31 年より開催されている一宮七夕まつり、日本を代表する毛織物産業、2015 年から継続的に取り組んでいる
「138 ハロウィン」など文化・建物・食といった先人の方々が創り上げてきた価値があります。
このまちの人びとが閉塞感漂う状況において住み暮らすまちの価値に気づきその価値を高めることは心の豊かさに繋がるのではないでしょうか。
古きを知り、その価値を高める。今の時代にあった方法で行政や市民団体と連携して、そしてなによりもまちの人びとと共に一宮市の価値を高めることができれば、まちの人びとには笑顔が溢れ、活気溢れるまちになるでしょう。
今だからできることを。このまちの人びとと共に運動を展開していきます。

笑顔溢れる人財の育成
私たちが子供の頃、なにかに夢中になり時間を忘れ友達と過ごした経験は誰にでもあるはずです。そういった経験の中で同じ目的に向かって切磋琢磨して達成感を味わい、その過程でぶつかり合うこともあれば、楽しさやうまくいかないもどかしさ、様々な感情を経て社会のルールや仲間への友情を少しずつ学び成長していきます。
子供たちには明るく、たくましく、そして豊かな心と広い視野を持つ大人へ成長してほしいと願い ます。しかし現代では SNS の普及やスマートフォンのアプリの発展により一人でも遊べる環境が増え、直接会って言葉を交すことなく、相手の近況が簡単に知ることができます。それはとても便利ではありますが、コミュニケーション能力の低下を助長し、人間関係の希薄化が進んでいると考えます。
また新型コロナウイルスの影響により一宮市や他団体・教育現場での人と触れ合う機会・新たな発見をする機会・子供たちが一つの目標に向かって行う行事などが中止になり子供たちの本来の笑顔が失われているように感じております。
私たちは、子供たちが明るく、たくましく、そして豊かな心と広い視野を持つ大人へ成長することが出来るように人と人との触れ合いを大切に、そして楽しさの中で学べる機会を提供することで豊かな心を育み、自ら視野を広げ何事にも積極的に挑戦する生きる力を備えた笑顔と活力に満ちた青少年を育成します。

次代につなぐ活気ある LOM の創造
現在、一宮青年会議所は会員数が 60 名を下回っており、一人でも多くの会員が必要です。JC 設立以来、唯一の継続事業であるのが会員拡大です。拡大活動とは JC を知らない人にその魅力を伝え、意識を変えて同志になってもらうことです。拡大活動こそ JC 活動そのものであります。40 歳で卒業を迎える青年会議所において、同じ志を持つ仲間を毎年増やしていかなければ組織はいずれ消滅します。仲間が増えれば私たちがまちへ与える影響力は今以上に大きなものとなります。
私も含め多くの会員が青年会議所活動に共感をして入会したわけではありません。人それぞれ入会動機は様々です。そこには入会を促してくれた会員がいて、こころ動かされたから入会に踏み切ったと考えます。だからこそ一宮青年会議所の全会員が会員拡大の大切さを再認識し、全会員で拡大活動を展開し必ず会員拡大を成功させます。
青年会議所の使命は「青年が積極的に創造し開拓するために、能動的に活動できる機会を提供する」とあります。しかし機会が与えられるだけでは活かせません。与えられた機会を最大限に活かすには、今必要なことはなにか、何をするべきかを考え、行動に移すことが必要です。そのために会員の意識変革と育成を行い、さらに影響力を持った人財に育成します。そして、新入会員に青年会議所活動の意義を伝え、一宮青年会議所の歴史と伝統を継承し、「ナンバー8」の自覚と責任を伝えていかなければなりません。
私たちがJC活動をするためには、家族の理解を得られなければいけないと感じています。JC活動そのものを理解してもらうことは、家族の理解に繋がると考えます。家族から力強くJC活動に送り出してもらえれば、よりJC活動に邁進することが出来ます。それはJC活動の価値を高め、明るい豊かなまちづくりの実現へと繋がる好循環を生み出します。私たちがどういった活動をし、どのように仲間と交流しているのか、私たちの活動の根源は明るい豊かなまちづくりであり、それこそが家族の幸せに繋がります。異なる価値観を持つ仲間と家族をつなぐ機会を設けることで相互理解を深め、強い絆で結ばれた一体感のある LOM の創造を目指してまいります。

次代につなげる組織づくり
私たちは 2015 年に公益社団法人格となってから、毎年着実に組織の足元を固めてまいりました。限られた予算を効率的に利用し、定款・諸規程を適時見直し、コンプライアンスの確立と維持のた めにチェック機能を強化することは当然であり、会員が自律的且つ主体的に規律を維持し社会的 信用のある組織として活動する魅力ある組織運営をしなければなりません。2021 年は創立 70 周年を迎えます。まちに根ざした組織である私たちは更なるまちの発展に貢献していかなければなりま せん。そのために 2020 年代運動指針の策定をし、今後の礎とし、私たちにとっての「明るい豊かな社会の実現」とはなにであるかをしっかりと打ち出し次代に向けて引き続き歩みを進めます。
多くの予算を投じた公益性の高い事業を展開しても、その活動が市民に伝わらなければ何の意味もありません。近年SNSの利用者の増加を見てもわかりますがマスメディアだけの情報が全てではなくなりました。私たちが行っている運動や事業はその性質に合わせ発信方法を企画し、更に時流に乗ることができれば大いなる運動への展開も夢ではなくなります。たった一人の発信でもアイデアや内容によっては多くの人びとの共感を呼び社会を動かす時代になりました。一宮青年会議所が今まで築き上げてきたツールを最大限に利用し、受け手のことを考えた広報をしていかなければなりません。会員一人ひとりが発信元となり共感を呼ぶことができれば一宮青年会議所の活動が地域にとって、より一層価値のあるものになっていきます。

一期一会と思って臨む
日本全国そして世界中にネットワークを持つ青年会議所には同じ志を持って活動する仲間が何万人もいます。日本青年会議所・東海地区協議会・愛知ブロック協議会への出向や各種大会への参加やセミナーの受講は LOM の枠に囚われない新しい視点から物事を捉える事ができる貴重な機会であり、自分自身や一宮青年会議所の新たな成長に繋がります。新しいことに挑戦することは勇気がいりますが、まず行動することが成長への第一歩だと考えます。新たな一歩を踏み出すための背中を押すことにより、一人ひとりが学びの機会を意識し、行動と責任を理解した人財へと導きます。

結びに
未来というのはこの一瞬一瞬の積み重ねである。今の延長に未来がある。遠い未来もこの瞬間の積み重ねです。
2021 年度公益社団法人一宮青年会議所は創立 70 周年の節目を迎えます。この節目にふさわしい未来へつながる事業を行い、一宮青年会議所の活動を力強く発信し、このまちから必要とされる団体であり続けます。

私たち一人ひとりが創始の精神を忘れず、今をしっかりと見つめ活動していきます。その積み重ねが「明るい豊かな社会の実現」に繋がることを信じて。

お気軽にお問い合わせください。 TEL 0586-24-1120 受付時間 9:00 - 17:00 (土・日・祝日除く)

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