過日行われました「5月度公開事業」では・・・

戦後復興、高度経済成長、バブル、失われた10年と時代が進み、現在、少子高齢化、知識労働者の増加、インターネット環境・SNSなどの日本経済を取り巻く環境が大きく変化し、日本の経済の仕組みは大きく変貌を遂げている。このような変化を危機ではなくチャンスと捉え積極的に行動し、行き詰まり感を打破するためにイノベーションを起こしていく必要性があるということを感じていただきました。

 

イノベーションを起こすためには、アイデアを生み普及させていく行程の前に、現状把握が最も重要な行程となります。そして、イノベーションとは閃きのような優れたアイデアではなく、階段を一歩ずつ登るような体系的なプロセスの下で実現されるものです。

たとえば、新しい組み合わせで生まれた消しゴム付鉛筆のように要素と要素を組み合わせるイメージです。

 

イノベーションには下記の5つの種類があるといわれています。

① 新しい財貨すなわち消費者にまだ知られていない財貨、あるいは新しい品質の財貨の生産

② 新しい生産方法の導入

③ 新しい販路の開拓

④ 原料あるいは半製品の新しい供給源の獲得

⑤ 新しい組織の実現

 

  • 身近にあるイノベーション創出事例として・・・

「左回りのトラック競技で転倒する子供が多い」という現状把握から「ソールの常識であった『左右対称』を覆し、『左右非対称』のスパイクを配置する」というアイデアを生み出し、爆発的な人気の『瞬足』という靴を生み出したアキレスなどをご紹介させていただきました。

 

  • 実例インタビューとして・・・

ヨーロッパ野菜のチコリを国内初の大量生産、休耕地の有効利用、高齢者の雇用などで新しい財貨や生産方法、販路や組織にまでイノベーションを起こされた岐阜県中津川市の「株式会社サラダコスモ」をご紹介させていただきました。

また、株式会社ツアー・ステーション代表取締役 加藤広明氏には国内の旅行業の常識である「発地型観光」から「着地型観光」へ移行しそれを組み合わせるというイノベーション起こされた内容などについてご説明いただきました。

 

そして、この事業で学んでいただきましたことを自社に持ち帰っていただき、

実践することや社内で取り組めることを考えていただく課題を出させていただきました。

実践していただくことでうまれる様々な課題や問題点をもって7月例会にご参加ください。

 

7月度公開例会では・・・

『イノベーション~常識を打ち破れ~』と題して、講師に株式会社 クラブハリエ 代表取締役社長グランシェフ 山本隆夫氏をお迎えし、講演を賜ります。

山本隆夫氏は、担当した当初は赤字経営だった会社を、紆余曲折を経ながら、伝統の味や既成のレシピ、業界の常識や慣習にとらわれない自由な発想と、既存のものを壊す勇気によりイノベーションを起こすことで爆発的なブームを引き起こし、赤字続きだった同社を一躍人気店へと変貌させました。

自社の強みや弱みといった現状をしっかり把握し、実際にイノベーションを引き起こした成功体験についてご講演いただけます。

ぜひ、ご参加ください。

JC_A4_omote_文字改02

JC_A4_ura_0325

<<こちらからも参加申込みが可能です。ぜひ、ご参加お申込みを!!>>

PC版:https://www.secure-cloud.jp/sf/1420616026THVbUhfY

スマホ版:https://www.secure-cloud.jp/sf/sp/1420616026THVbUhfY

モバイル版:https://www.secure-cloud.jp/sf/m/1420616026THVbUhfY