今日は公式行事としてのJC活動はなかったので本の紹介をさせて頂きます。
まず最近読み終わった本は「十字軍物語 1」今年よく紹介させていただいた塩野七生さんの本です。2年位前には私がほとんど知識の無かったローマ帝国の時代で楽しませていただきましたが、今回はまたもほとんど知識のない中世十字軍の時代ということで、まだまだこれからの人生知らないことに触れられると思うと、それだけで楽しみが一杯です。

そして、私の十字軍のイメージといえば、いまだにキリスト教とイスラム教の対立の大きな歴史の出来事というイメージですが、この本によると正確には伝わっていないもののウルバン2世というローマ法王が、カトリック信者に呼びかけたスピーチがもとになり、十万人を越える人たちがヨーロッパからエルサレムに・・・・中世とはいえ言葉の力の恐ろしさを感じました。

私のように、この時代はあまり知らないという皆様は必ず不謹慎かもしれませんが、興味深く読み進めていけると思います。そしてこの本は今回が3巻発行のうちの1冊目ということで、このブログ終了までには、全ての紹介は出来ない見込みなのが残念です。

そして今読んでいる本は、浅田次郎さんの「中原の虹」です。この本は私は満州事変の張作霖爆殺事件でしか知らない張作霖を扱っています。浅田次郎さんの小説は少しストーリーが懲りすぎていて”くさい”と思うこともあるのですが、読みやすい興味を引くプロの文章ですので、しばらくはこれまた知識の無い、この時代の世界を楽しませて頂けそうと読み進めていくのを楽しみにしています。

最後にここ数日、拡大・広報委員会の皆さんの拡大メールが活発になり、拡大に向けて一生懸命動いていただいています。10月例会を控えているにも関らず、石川委員長をはじめとするメンバーの皆さんに感謝するとともに、私もメールでよい報告がメンバーの皆様に出来ますよう頑張りますので、みなさんの拡大に関しての協力をこころからお願いして本日のブログとさせていただきます。

本日もお付き合いありがとうございました。