最近私の周りは、娘は新型インフルエンザにかかり治ったと思ったら、妻は骨折で入院とよくないことが続いています。
ただ明日、無事に退院となりましたので、心機一転また良い日が遅れればと思います。

そして、こんな日なので本日は本の紹介ということで、私がハードカバーで本を買うのは珍しいのですが、

浅田次郎さんのマンチュリアンリポートを読みました。これは張作霖爆殺事件を扱った本なのですが、何故買ったかというと、先日このブログでも紹介した、この前編小説の「中原の虹」で描かれている、小説の張作霖があまりに魅力的に描かれていたからです。そしてこの小説は、張作霖が万里の長城を越えたところで終了・・・不完全燃焼を上手くつかれました。

この時代、私たちはあまり小説などを通じてたとえフィクションであろうと、あまり知る機会もないか、どちらかに偏った解釈で今までの人生を送ってきましたので、まずストーリーが新鮮なのが、読んでいてあきさせないと思います。

また、この小説、前編の小説張作霖以外の登場人物はよく「没法子」(=仕方が無い)という言葉を使うのですが、運命は自分で切り開き決してこの言葉を死ぬまで口にしない生き方が、戦国時代の本なら織田信長が好みという方にはあっているかもしれません。

今日は本の紹介をさせていただきましたが、明日からはまたメンバーの皆様にもお会いしますので、いろいろ報告させていただきます。