桜の季節はすっかり終わってしまいましたが、家の隣のお宅に生えている、枝垂桜はこれから満開になります。毎年の事ですが楽しみにしていると同時にきれいな花を見せて頂けるお隣に感謝です。

今日(4/13)は昨日はJC活動がなかったので、恒例の一冊紹介をさせていただきます。

山本一力が語る池波正太郎です。
池波正太郎の小説は「鬼平犯科帳」「剣客商売」など江戸時代のものを中心に色々な小説を若いうちに読ませていただきましたが、本当に読みやすく物語を楽しむ出来ますし、「食卓の情景」などの食にまつわるエッセイもまた本当に美味しそうだなあというお店や自身のスタイルをさりげなく紹介されていて、東京でサラリーマンをしていたころは、何軒か食べに行ったこともありました。

池波さんは亡くなられているので、もう新刊は読むことが出来ませんが、○○(第三者)が解説する池波正太郎本はどうも説教くさくていままで敬遠していました。

しかし、直木賞作家の山本一力さんの、この本で久しぶりに、池波正太郎の世界を楽しむことができました。池波正太郎さんの世界は男にとって粋な自分の生き方を考えさせる材料になる本が多いと思います。

私事で恐縮ですが私は「仕掛人・藤枝梅安」(殺し屋)や「雲霧仁左衛門」(大盗賊)など悪いことをしているけど、いいこともしているという主人公の本が好みです。人間を黒か白かでは割り切らないところが、魅力でしょうか?

最後に本日は4月の理事会が開催されます。理事会傍聴ということで池波正太郎の本に出てくるようなかっこいい理事の皆様の姿を期待しています。