本日2010年度の決算理事会に関する正副理事長会議が行われます。決算をメインに審議事項の精査をされる訳ですが、こうやって理事会にて事業報告のあったものは次年度へ資料としても引き継がれていくことになります。

しかし、事業計画として上がっていないものに関しては前任者との引継ぎに委ねられ、資料としては全く残らないものも多いのです。単年度制の長所であり、短所でもあるのでしょうが、過去の資料を見返すことができないために、自然とやり方が数年前とずれて来ることを目にします。その年の正副の判断であったり、時代の流れもあるのかもしれませんが、過去のことを踏まえての判断をした結果であることの方が望ましいのは間違いないと思います。

とは言え、全てをマニュアル化している組織なんて中々ないですし、引継ぎをしっかりするからこそ、新旧のあるいは、年度や役職という垣根を飛び越えたコミュニケーションが生まれることもあるので、一概に善し悪しの判断が難しいのかなとも思います。中にはこういったことの繰り返しが伝統になっている事柄もあり、しっかりと伝承させて行くためにも、これから役を受けるであろう皆様には是非とも周りの方との信頼関係をしっかり築いておいていただきたい所です(来年の人事のことを年初に書くのも恐縮ですが...)。

ふと、こういう考えに至ったのは、自分が理事長を受けてから分からないことだらけであったり、専務や副理事長が苦労している所を見ていて、そう感じたからであります。ブログのネタもまだ余りないので、つらつらと思うことを書かせていただきましたが、本年改善できる所はどんどん良くしていきたいと思います。皆様にはご負担をお掛けするかもしれませんが、宜しくお願いします。

本日も画像がなく読みにくいブログであったと思いますが、お付き合い戴きましてありがとうございました。