「なぜあの人は人前で話すのがうまいのか」(ダイヤモンド社/中谷彰宏)ちょうど昨年の今ごろ、理事長予定者となり人前で話す機会が増えてきたころにわらをもすがる思いで買った本です。(当時の理事長はお話上手かったですもんね、プレッシャーでした。)

私は実は、前の会社に新入社員で入社したころ月に一回、会社で担当している企業をプレゼンテーションで上司や皆さんの前で状況を伝えるという仕事があったのですが、これが苦手で、言葉は詰まる、OHP(古い!)を持つ手は震えると、しゃべることは大の苦手でした。

一宮JCに入会したときも、例会前に「よろしくお願いします!」と自己紹介の案内文を配っての例会中新入会員自己紹介の3分間スピーチ(10年前は自己紹介も今より少しハードルが高かったのです)、滅茶苦茶緊張したのを昨日の様に良く覚えています。そしてそれを思うと最近入会しているメンバーは挨拶すごく上手だと思います。

そしてこの本を読んで、まず実践したのは「一番聞いてもらっている人を見つけてその人に向かって話す」でした。

そして時を経ること1年、上手いか下手かを問われると自信がありませんが、最近やっと落ち着いて自分が話したいことを話せるようになってきたような気もします。

そんな今読み返してみて改めて相手に今一番の思いを伝えるために技術的なことで大事だなと思ったことは。
1・話の入り方と終わり方を決めておく
2・自分が何分で話すのか決めておく
でした。

でも結局は話す機会の多さと向上心が大切ですね。そういう意味では例会の質疑応答や各種会議で積極的に発言するメンバーは素晴らしい素質を秘めていると思います。

本日で8月は毎日更新達成となりました。このブログにお付き合い頂きました皆様に感謝!9月も公私ともの内容によろしくお付き合いください。