今日(9/1)から9月に入りました。また本年度、次年度のJC活動と9月は盛りだくさんでお届けできるかと思います。
その前に今日も1冊本の紹介をさせていただきます。

「キング牧師とマルコムX」です。(講談社現代新書/上坂昇さん)

この本は以前紹介しようと思ったのですが、テーマが難しいのでブログでの紹介がまとまりきらずに春先断念しました。

キング牧師といえば、どなたでも一度は聞いたことがある「私には夢がある~」のあの有名な演説ですが、昔何かの本で演説だけを読んだのですが「なるほど」と思っただけでした、しかし、この本でキング牧師の生い立ちや時代背景、そして何と争っていたのかを、読ませていただき、あの演説に行き着いたときは、20世紀最高の名演説のひとつだと確信することができました。

思えば、まだ半世紀も経っていない昔、自由や平等といっても、まだまだ全ての人のものではなかったし、現在のこの時代はあらためて、行き詰った面もありますが、過去に比べれば恵まれているということが実感できると思います。

こういった問題はなかなか日本人にとってはピンとくる問題でないかもしれませんが、これから先の時代はますます世界各地にある色々な壁が無くなっていく時代だと思います。

この本の中でも人種による「分離主義の危険」が説明されていますが、壁の無くなりつつある時代、日本人だけが例外ではありえないと感じました。

つたない説明でしたが、出会ってよかったと思える1冊でした。

今日は第3回の愛知B/C正副監査会議が開催されます。明日からはJC活動盛りだくさんでお届けします。