本日(4/27)娘は人生初めての遠足に出かけています。私に似て雨女のようです・・・・・

今日は自宅書棚から1冊紹介ということで「ヒトラーの経済政策~世界恐慌からの奇跡的な復興~」(祥伝社新書/武田知弘さん)を取り上げたいと思います。ヒトラーというとやはり大戦争犯罪者/悪の独裁者というイメージが強く、戦争や大虐殺のイメージが強く、なにやら触れることはタブーのようなイメージがあると思います。

この本では第一次世界大戦後のベルサイユ条約後の厳しいドイツ経済を、公共投資、失業者対策、小子化対策、中小企業対策などなど現在の日本でもこんな政策のほうが有効ではないのかと思えるような手法で、急激な経済復興を成し遂げた過程を描いています。

以前紹介した「中興の祖の研究」の近代版といっても良いような本だと思います。

もっとも、今の日本でも現在の混迷した状況をこんなに劇的に改善できる、指導者が現れるとすれば、国民は盲目的についていってしまうのではないかという、危うさを感じた本でもありましたのでご紹介させていただきました。

次回はお叱りを受けるかもしれませんが、もう少し軽い、そして人生に何の役にも立たない本も紹介させていただきます。
(そちらの方がどちらかというと私の好みです)

話は替わりますが、4月公開例会「一宮コレクション」で司会を務めて頂いた、細洞さんより丁寧なお礼の手紙を頂きました。私もJC9年目になりますが、すべての練習会に参加していただき事業をよりよいものにしようと頑張っていただいた司会者の方は初めてでした。改めて紹介させていただくとともにこころから感謝申し上げます。

本日もこのブログにお付き合いいただきましてありがとうございました。