本日(5/27)はJC活動は一日休憩で、朝昼仕事(ひとり一宮JCメンバーには仕事の用事でお会いしたような)、夜は家族団らんとよい一日を過ごさせていただきました。

そして佐々副会長からメールをいただきましたが昨日の6JCじゃがいもでの宮崎口蹄疫の募金活動57,000円のお志をいただきました。責任をもって西尾張6JCエリアで募金させて頂きます。そしてまた期限まで一宮JCとしての募金活動の方、拡大・広報委員会の皆様よろしくお願いします。

そして今日はJC活動の無い日の恒例の本を紹介ということで
「ローマから日本が見える」(塩野七生・集英社文庫)を紹介させていただきます。

塩野さんの著作は以前紹介させていただいたこともありますが、彼女の文体からは少し気の強い、はっきりものを言う女性が得意という男性には改めて特におすすめさせて頂きます。そして本当は塩野さんが15年懸けて書いた「ローマ人の物語」全15巻が時間をかけて読むことのできる方にはお勧めなのですが、なかなかそんな時間は・・・という方には15年を通してローマ史を書いた中から、この本は今の日本の状況をイタリア在住の塩野さんの目から見た軽快な文体で語って頂いています。

この本で勉強になるのは、ローマ帝国は1000年を超える歴史を誇りますが、やはりその時代の中には100年を超える停滞の時代がなんどかありました。現在の日本もバブルがはじけて20年近い停滞の中にあるといえなくも無いですが、そんな中100年もたたずに亡くなる国家が多い中、ローマ帝国は行く度も今の日本よりも深刻そうな危機を克服したことです。

ひょっとしたら日本にとって私たちの時代は、本年度一宮JCがなによりも60周年につなげる時代と同じように、将来の幸福な時代へ繋ぐための少し長い停滞の時代であることを私は強く願う一人です。

そしてその為のヒントがこの本には隠されているような気がします。ひとついえることは危機を克服出来た時は現状をあきらめずに「改革」を国民が指導者が目指したことです。昨年日本JCから発行された「日本をあきらめるな」という本に通ずる部分でいもありますので本日は紹介をさせていただきました。

今日も一見まじめそうな本を紹介してしまいましたが、今スーツのポッケにいれて読んでいる本は「麦酒泡之介的人生(椎名誠)」です。題名に共感して思わず買ってしまいました・・・・・

明日はとうかい号LOM壮行会が開催されます。沢山のメンバーで出港者を送り出したいと思います。よろしくお願いします。