本日(6/7)はJC活動が無かったので、自宅書棚からの一冊紹介ということで、またしても我が書棚から少ない真面目な本を探してみました。

そして先日、日本の首相が管直人さんに替わったということでこの本。
本日は「吉田茂と昭和史」(講談社現代新書・井上寿一さん)を取り上げます。

この本によると、吉田茂の一生を追うとともに、現在に至るまで戦前・戦後対米(対外)政策は「協調」と「自立」の間を揺れ動き、経済は「統制」と「自由」の間を揺れ動いている事例を紹介しています。

その中で、吉田茂は私たちの国を定義する様々な問題などをあいまいなままに、経済発展を追求し現在の日本の礎を築いた功績を評価しています。

私は今の世の中がどんな問題にも「白」か「黒」かはっきりさせたがる傾向があると感じている一人ですが、組織が大きな目標を持って動いている時には、何事もはっきり決めつける必要は無いと感じている一人です。

そんな意味では一国民として、新しい総理大臣には是非ばらまきでない国際競争力を高めることが出来るような本格的な経済対策とある程度の財政収支改善を果たして欲しいと願っています。

などと本当にあっているか間違っているかわからない、真面目な事を書いてしまいましたが、本当は今日は私の趣味のスコッチウィスキーについて書こうと思っていました。私をウィスキー好きにさせた本はこの2冊です。

「美味しんぼ」のスコッチウィスキーを扱った一冊と「ベストスコッチ」という1冊です。今日の様なJC活動もなく家族も寝静まった夜にはウィスキーと「本」か「音楽」が私の最近の趣味になっています。

よいリラックスの一日となりました、明日は理事会、皆さんよろしくお願いします。