本日から3日間(6/18~20)テグカング青年会議所が来日して6月例会を含む交流事業を開催させて頂きます。本日はせっかくなので「日韓 ソウルの友情」(中公文庫・司馬遼太郎を含む日韓3名ずつの対談形式とそれぞれの文章)を紹介します。

1980年代の本と少し昔の本ですが、韓国と日本がこれまでの歴史を踏まえ、これからの友好と発展的な関係を継続させていくためにはというテーマで、各参加者が深い知識をもちつつも、強烈に自己主張をしない、非常に読んでいて、読後感良く、今の私たちでも前向きにこれからの日韓関係を考えさせられる内容となっています。

私はやはり、これまでの日本は長い歴史の中で韓国からたくさんの文化など影響を受け現在の形を作っていることを考えると、やはりどこか心の中で尊敬の念をもって韓国の人たちとお付き合いができればと考えています。また逆にそんな気持ちをこちらにも持っていただけるような、日本人でいたいとも考えています。

最近、書店を見ていると題名からして、特に韓国を中心に排他的な内容の本が目につくことがありますが、何か悲しいものを感じます。

今日からの交流も、やはり両国の友好のためには、地道なことなのかもしれませんが、個人のレベルでお互いがお互いを良く知ることが何よりも大切なことだと思いますし、なかなかそんな機会は普通に生活する中ではあるものでなく、そのための素晴らしいきっかけだと思います。世界平和のための小さな一歩として、メンバーの皆様本日からの交流事業への積極的な参加と、テグカングJCメンバーのみなさんへの心からのおもてなし、よろしくお願いします。