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さて、昨日のブログにご紹介させていただきました愛知ブロック協議会経営指導力開発委員会の経営指導力開発事業「地域に必要とされる企業の長期ビジョン」に関して経営力推心委員会 戸松委員長より参加レポートを一昨日のコメントにて頂戴いたしました。分かり易く丁寧なご報告でしたのでブログの場で改めてご紹介させていただきます。

 

以下戸松委員長より

今回の公開委員会では、焦点はずばり企業の「長期ビジョン」です。
まずビジョンですが、わかりやすく船旅に例えて説明していただけました。
会社=船、経営者=船長、社員=船員・乗組員、経営環境=海、天候 という構図を想像してください。
長期ビジョンってなんだろう?
船員「船長この船はどこへ向かっているのでしょうか?」
船長「・・・・・・」
長期ビジョンとは、この質問に答えること。
つまり船の目的地を明確にすること!
長期ビジョンを持つとよいことあるの?→ 船旅においては目的地が明確になります。
               嵐でも→ 船員は、目的地が明確で魅力的であれば、頑張る。
             食糧難でも→ 目的地が明確で意義あるものであれば、協力者が現れる。
大切なのは、船長がどこへ行きたいか?どんな国に行きたいか?その思い。

県内の三社を例に挙げて理念・長期ビジョンの実例と経営状況を委員会メンバー自ら取材し発表していただきました。
じゃあ、みんなで長期ビジョン創ってみようよ!ってな感じで事は進みます、、、。
長期ビジョンは、4つの対象者に対しての経営者の想いから絞り込みます。
①社員と家族
②協力会社社員と家族
③顧客
④地域住民
ちなみにT.Tコーポレーションを例えますと、
①社員の家族が(家族がそこに務めていることを)自慢できる企業。
②共存共栄していきたいよね。パートナーがあっての企業ですから、、、。
③信頼関係を永続したい。信頼関係を築くには時間がかかりますが、壊れるのは一瞬ですから、、、。
④地域に愛される企業になりたいです。この地域のお仕事で食べさせていただいてますから、、、。
この4つから理念(案)を作り、現在の状況をふまえて、5から10年後を見据えて長期ビジョン(案)を作り上げていくわけです。
これを(企業の進路、目的地)を社員に明確に示すことが経営者にとっては必要なわけです。
次回の公開委員会は、この長期ビジョンを経営者サイドから社員に落とし込んでいく(JC用語ですかね)テクニックを教えていただけるらしいですよ。あの沖縄の○○さんから、、。
余談ですが、グループディスカッションに同席させていただきました春日井JCの風岡理事長(金属プレス加工業、今気にしていること”地球環境”)の長期ビジョン(案)は「世界平和」でした。理事長という重責につかれる方のスケールの大きさに驚かされました。
当委員会からも、酒井副委員長、足立委員も参加させていただき、たくさん学ばせていただきました。
ありがとうございました。
そして、一生懸命お勉強したご褒美で、佐々ブロック会長と、土川運営専務においしい韓国料理をご馳走になってしまいました。ありがとうございました。
次回も公開委員会がございますので、皆様参加しませんか?

 

と、大変分かりやすくご紹介いただきました。

また、一緒に参加していただいた 酒井副委員長  と 足立委員  も大変お疲れ様でした。

ひょっとしておいしい韓国料理とは  でしょうか。確かにおいしそうですね。

 

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